WBC日本代表の山川穂高（西武）は、初戦となる9日の中国戦に向けて準備はバッチリだ。

　打撃不振に喘いでいた山川だが、8日に行われたオリックスとの強化試合で本塁打を放ち、心境としては「昨日ギリ1本出たので、今日のバッティング練習の感じも良かったですし、このまま流れに乗って行けたらいいかなと思います」と、8日の本塁打をきっかけに調子を上げていきたいと考えている。

　8日の打撃練習では「僕の場合、始動は早く取るべきだなと思いましたし、始動を早く取ることによって、左足で間合いをしっかり取れるようになった。センターから左中間くらいに打ち返せたので、今日は良かったかなと思います」と納得の打撃ができた。

　大事な初戦に向けて山川は「スタメンかどうか全然わからないですし、もちろん頭から行くなら当然試合の流れに乗りながらやっていきますし、後からなら後からの準備があるので、どちらにしろ明日から全勝するつもりなので、それでいいかなと思います」と話した。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）