○ DeNA 2 － 0 巨人 ●
＜2回戦・横浜＞

　5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、『2番・ショート』でスタメン出場したDeNAのドラフト3位ルーキー・林琢真（駒澤大）について言及した。

　野村氏は3回、吉川尚輝の遊ゴロをアウトにした林の守備に「若干詰まってバウンドが変な方向に入るかなと、ワンバウンドで捕球してその後の送球も落ち着いていましたね」と評価。

　その裏、先頭の佐野恵太が安打で出塁すると、続く林はきっちりと初球で送り、宮崎敏郎の先制適時二塁打に繋げた。さらに2－0の7回一死一塁の第4打席も、この日2つ目の送りバントを決めた。この犠打に野村氏は「佐野と宮崎の間に入れたということは、こういうことですよね。佐野が出て、林がなんとか進めて、宮崎、牧で返すというところでしょうから、一死とはいえきっちり送ってきましたよね」と役割を果たした林、そして一死ながら犠打のサインを出したDeNAベンチについて語った。

　野村氏は林について「左ピッチャーという中でのスタメンですから、それだけ首脳陣の期待もあるでしょうし、魅力のある選手に思いますね」と絶賛。「気になるのは森なんですよね。左なので大和もあるかなと考えたんですけど、林で来ましたからね」。ショート争いが激化していきそうだ。

（ニッポン放送ショウアップナイター）