阪神タイガース

掛布氏、阪神・及川と巨人・秋広の対戦に「長いスパンで抑えるためのピッチングをしないと」

阪神・及川雅貴

● 阪神 4 - 8 巨人 ◯
<4回戦・甲子園>

 MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神-巨人戦』で解説を務めた掛布雅之氏が、阪神・及川雅貴と巨人・秋広優人の“対戦”について言及した。

 0-5の5回一死一塁で、阪神の22歳・及川と巨人の20歳・秋広が対戦。掛布氏は対戦前に「ストレートにこだわって勝負してもらいたいんですよね」と及川目線で解説。

 初球、スライダーでストライクを奪うと「力で秋広君をねじ伏せるようなね。この点差がありますから、逃げてほしくないんですよね。本当は変化球も投げてほしくない、ファウルでカウントを稼いでもらいたいんですよ」と掛布氏。

 続く2球目もスライダーで空振りを取ると、掛布氏は「この打席抑えるんじゃなくて、長いスパンで抑えるためのピッチングをしないといけないよね。(将来的に)エースと4番で対戦しているかもわからないですよね」とチクリ。3球目、初めてストレートでファウルにさせると「最初から投げて欲しいんですよね」と話し、及川は最後、スライダーで空振り三振を仕留めた。

(提供=MBSベースボールパーク)

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