阪神タイガース

鳥谷氏「パンチ力が魅力的」、能見氏「インコースのさばき方に天性なものがある」阪神の若き大砲・井上広大!

阪神・井上広大 (C) Kyodo News

○ 阪神 15 - 0 巨人 ●
<5回戦・甲子園>

 MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神-巨人戦』で解説を務めた鳥谷敬氏と能見篤史氏が、阪神の井上広大について言及した。

 井上は0-0の2回一死一塁の第1打席、先発・山﨑伊織が1ボール1ストライクから投じたインコースのシュートをレフトライン際に二塁打を放った。鳥谷氏は「しっかり引っ張りましたし、インコースのボールをしっかり引っ張っているのでナイスバッティングですね」と評価。

 井上は4-0の3回二死満塁の第2打席は、2ボール2ストライクと追い込まれながらも、外角のカットボールをレフトへ2点適時二塁打。勢いの止まらない井上は、9-0の第5打席は、今村信貴から右中間を破る2点適時三塁打。この日の井上は3安打、4打点の活躍だった。

 鳥谷氏は「キャンプ中もそうですけど、遠くに飛ばせるというのは練習してできることではない。そういうパンチ力を持っているのは魅力的な選手ですよね」と話せば、能見氏も「非常にインコースの捌き方というとね、これだけ上背があって肘をたたんで打てるバッターというのはちょっと天性なものがある。思いっきり振っているような感じには見えないんですけど、打球自体が飛んでいく」と評価した。

(提供=MBSベースボールパーク)

もっと読む