ニュース 2023.05.01. 10:00

DeNAの先発の層をさらに厚くするバウアーの存在

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トレバー・バウアー(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
 首位を走るDeNA。先発陣はエース・今永昇太、トミー・ジョン手術から復活を目指す平良拳太郎と東克樹、開幕投手の石田健大、リーグトップの3勝をマークするガゼルマン、一軍登録を抹消されたが大貫晋一、濵口遥大が控える充実ぶり。さらに、新外国人のバウアーもいるのだから、かなり強固な先発陣だ。

 バウアーは、4月25日に横浜スタジアムで行われた一軍練習に参加し、同日の取材で「ここまですごく順調にきていると思います。リカバリーもいいですし、体の状態もすごくいい。投げているボールの質、制球も順調に球数を増やせている。すごくいい方向でここまで順調にきていると思います」と順調ぶりを口にした。

 4月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-ヤクルト』で解説を務めた野村弘樹氏は、バウアーについて「平塚球場で投げた時に見に行っていたんですけど、雰囲気を持っているピッチャーでしたね。お話も色々させてもらったんですけど、ルーティンであったり、非常に自分のやるべきことを的確にしっかりやるという話を聞きました」と話した。

 バウアーはメジャー通算222試合に登板して、83勝69敗、防御率3.79。インディアンス時代の15年から18年にかけて4年連続2桁勝利を達成し、レッズ時代の20年には11試合・73イニングを投げて、5勝4敗、防御率1.73で最優秀防御率、サイ・ヤング賞にも輝いた。来日後はここまで二軍戦に3試合・16イニングを投げ、防御率2.25の成績を残している。バウアーがメジャーで見せてきた投球をこの日本で披露することができれば、今以上に先発の層は厚くなる。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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