ABCラジオ制作で19日にニッポン放送でも放送された『阪神－広島戦』で解説を務めた矢野燿大氏が、阪神の4番・大山悠輔について言及した。

　矢野氏は大山が今季開幕から安定している要因に「センター方向に打っていけるというのは、大山の良い時かなと思います。レフトに飛んでいる、そんな感じに見えますね。本来、どちらかというと引っ張りのバッターなんですけど、初めからレフトというよりはセンター、逆方向を意識しながらという形が、ずっと今年は良い率につながっていると思いますね」と分析した。

　同日の広島戦では4－7の5回に左中間スタンドに第7号3ランを放った。この本塁打に矢野氏は「今のも気持ちがセンターにいっているんですよね。追い込まれているというのもあるんですけど、泳ぎながらあれを拾えるというのは、しっかりした技術で打ったホームランかなと思います」と絶賛した。

（提供＝ABCフレッシュアップベースボール）