ソフトバンク対西武の上位対決は、6月29日に行われた東京ドームでの「鷹の祭典」から場所を移し、今日からヤフオフドームでの2連戦となる。

　両チームのゲーム差は現在5.5。まだ7月とはいえ、3位の西武にとっては落とせない一戦だ。

　先発マウンドに上がるのは、チームのトップタイの6勝を挙げ、ソフトバンク戦の防御率が1.96を誇る野上。西武プリンスドームでの前回登板でも、白星こそ付かなかったが7回2失点と好投。今日も持ち前のゲームメイク能力を発揮し、6月3日以来の勝利を手にしたい。

　対するソフトバンクの先発は、前回登板に続き、野上との投げ合いとなるスタンリッジ。こちらも前回は6回2失点（自責1）と試合を作り状態は良い。

　それでも外国人枠の影響で、結果に問わず、登板後の抹消が予想されるスタンリッジ。先発候補にはバンデンハークが控え、手術の影響で長期離脱していたウルフの復帰も近い。いま以上に激しさを増す先発＆外国人枠争いに生き残るためにも、改めて存在感を示しておきたいところだ。

　打線では、このところ1番起用が続く福田がいい働きを見せており、塁上での揺さぶりに期待。3番柳田は野上との相性が良く、通算の対戦打率は.423を誇る。得意の相手からヒットを重ね、首位打者争いで再び秋山を上回りたい。

　なお、ロッテ対楽天の12回戦は、天候不良により中止が決定した。

【1日の試合予定】

ソフトバンク（スタンリッジ） － 西武（野上亮磨）
＜ヤフオクドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
ソ（1位）：●○○○○　※4連勝中
西（3位）：●○○●●

ロッテ － 楽天
＜QVCマリン　試合前中止＞