27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－ヤクルト』で解説を務めた里崎智也氏が、今季限りで現役引退を表明したDeNAの藤田一也について言及した。

　里崎氏は同じ徳島県出身の藤田について「守備から自分のポジションを確立した選手でもありますし、深めに守りながら守備範囲も広かったですし丁寧でしたね。玄人好みのプレースタイルだと思います」と評価し、「(楽天に)トレードが彼の一番のポイントになって、守備の名手と言われ、マー君の24勝0敗の時のリーグ優勝に貢献しましたよね。本人としてもゴールデングラブ賞、ベストナインを獲りましたし、トレードが転機になりましたよね」と解説した。

　また、同日の試合終了後には藤田の引退セレモニーが行われた。里崎氏は「まだセレモニーとしては今日が最後ですけど、まだまだ藤田の道は終わらないのでね、ここからチームのため、日本一のために頑張ってもらいたいですね」とエールを送った。

　藤田は04年ドラフト4位で横浜に入団し、12年途中から楽天にトレード移籍。13年の楽天初優勝、日本一に貢献し、自身もベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。藤田は楽天で2度のベストナイン、3度のゴールデングラブ賞を受賞し、22年から再びDeNAに戻りプレーしていた

（ニッポン放送ショウアップナイター）