DeNAの宮﨑敏郎が29日の阪神戦で、苦手の青柳晃洋から2本の適時打を放った。

　試合前まで今季青柳との対戦成績が11打数1安打とほぼ完璧に抑え込まれていたが、0－0の初回二死一、二塁の第1打席、1ボール2ストライクから5球目の外角のカットボールをライトへ適時打。3－3の4回二死一、三塁の第3打席は、2ボール2ストライクから5球目のツーシームをライトへ適時二塁打。

　29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA－阪神』で解説を務めた山本昌氏は、宮﨑の第3打席の適時打後「今インコースのツーシームなんですけど、おっつけに行って、これまでの青柳投手の打っていない宮﨑選手が嘘みたい、素晴らしいバッティングでしたね。インコースの厳しいツーシームでしたけど、首位打者取るようなバッターなので、高い技術なのは当然なんですけど、青柳投手のボールも100球超えて力が落ちているというのもあるでしょうね」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）