MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『SMBC日本シリーズ第7戦　オリックス－阪神戦』で解説を務めた掛布雅之氏が、オリックスの比嘉幹貴について言及した。

　0－3の5回二死一、三塁の場面で先発・宮城大弥の後を受けて登板した比嘉だったが、森下翔太に3ボール2ストライクから8球目の真ん中に入ったフォークをレフト前に適時打を許す。

　掛布氏は「これはオリックスのバッテリーが状況判断だとか、いろんなものを考えると、あそこに投げるコースじゃないところに投げている。本当にミスですよね。ど真ん中ですもん」と指摘。

　比嘉はなんとかこの1点で防ぎたいところだったが、続く大山悠輔にも適時内野安打を浴びる。掛布氏は「比嘉くん自身が森下に対して自分のミスとわかっているんですよね。引きずっているんですよね、これもど真ん中ですもん」とチクリ。

　さらに比嘉はノイジーにもセンター前に適時打で、オリックスはこの回も3点を失った。掛布氏は「再三言いますけど、全てボールが真ん中に入ってくる。バッターも追い込まれてから楽だと思いますよ」と話していた。

（提供＝MBSベースボールパーク）