首位・巨人と2位・阪神が、ゲーム差0.5で前半戦最後の直接対決を迎える。

　7日のヤクルト戦から亀井を4番に据え、6番降格の阿部が2試合連続弾を放つなど打線が機能してきた巨人。8日のゲームでは、先発・杉内が5月23日以来の勝ち星を手にするなど、良い雰囲気で上位対決に臨む。

　カード初戦を託されたのは、阪神戦3勝負けなしのポレダ。援護に恵まれない試合が続きここ4試合は0勝3敗と苦しむが、4度目となる虎退治を遂行し、5月22日以来となる白星を手にしたい。

　対する阪神の先発はメッセンジャー。今季の巨人戦は1勝1敗、防御率3.00の成績だが、これは不調だった春先の話。二軍での再調整から復帰して以降は、6試合に先発し3勝0敗、防御率0.59と圧巻の成績。降格前まで防御率5.88だった右腕とは、もはや別人だ。

　打線も、福留が3番に入ってから得点力がアップし、1番上本、5番マートンの状態も上向き。あとは、今日も2番での起用が予想される大和がしっかり繋ぐことができれば、ポレダへの苦手意識を払拭できそうだ。

　前半戦を首位で折り返すなら、両チームとも勝ち越しは必須。白熱しそうな首位攻防第1ラウンドから目が離せない。

　その他の対戦カードと予告先発は下記の通り。

【10日の試合予定】

巨人（ポレダ）－ 阪神（メッセンジャー）
＜東京ドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
巨（1位）：●△○○○　※3連勝中！
神（2位）：○○●●○

ヤクルト（石川雅規）－ DeNA（井納翔一）
＜神宮　18時00分＞
ヤ（5位）：○●●●●　※4連敗中…
De（3位）：○●●○○

中日（雄太）－ 広島（前田健太）
＜ナゴヤドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
中（6位）：△●○○●
広（4位）：○○○●●