現在、チームのクローザーを任されている巨人・バルドナードと阪神・ゲラ。
この2人は2023年WBCで、パナマ代表のメンバーとして共に世界一を目指して戦った仲間だ。3大会ぶり3度目の出場となったパナマは1次ラウンドでキューバ、イタリア、オランダ、チャイニーズ・タイペイと同組のプールAに属した。初戦のチャイニーズ・タイペイ戦を12-5で勝利し、悲願のWBC初勝利を飾ると、侍ジャパンと準々決勝で対戦したイタリアを2-0で完封。1次ラウンド2勝を挙げ、躍進した。
前述のイタリア戦では、バルドナードが7回から登板。7.8回の2イニングを無失点に抑えると、9回はゲラがマウンドに上がり、相手打線を0で封じセーブをマーク。バルドナードからゲラへの継投リレーで逃げ切り、チームの勝利に貢献した。
その後、バルドナードは23年7月に巨人に加入し、ゲラは今季から阪神でプレー。共に活躍の舞台を日本に移した。
「WBCは特別な瞬間だった。今こうして彼と共に日本でプレーでき、とても幸せに思っているよ」と話すのは、巨人・バルドナード。時折、白い歯を見せながら当時を懐かしむ様に思い出を語ってくれた。
一方の阪神・ゲラも「本当に嬉しいね。同じ国でプレーしているのは凄い事だと思うし、特に彼とは仲が良かったから。今は日本で違うチームだけど一緒のチームでやるよりも、"対戦する"という方が意味があると思う。だから素晴らしい事だと感じているよ」と話した。
かつてはWBCで同じ目標を持って戦った同志だが、今はライバル。巨人と阪神という伝統球団で躍動する2人のパナマニアンから、目が離せない。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
この2人は2023年WBCで、パナマ代表のメンバーとして共に世界一を目指して戦った仲間だ。3大会ぶり3度目の出場となったパナマは1次ラウンドでキューバ、イタリア、オランダ、チャイニーズ・タイペイと同組のプールAに属した。初戦のチャイニーズ・タイペイ戦を12-5で勝利し、悲願のWBC初勝利を飾ると、侍ジャパンと準々決勝で対戦したイタリアを2-0で完封。1次ラウンド2勝を挙げ、躍進した。
前述のイタリア戦では、バルドナードが7回から登板。7.8回の2イニングを無失点に抑えると、9回はゲラがマウンドに上がり、相手打線を0で封じセーブをマーク。バルドナードからゲラへの継投リレーで逃げ切り、チームの勝利に貢献した。
その後、バルドナードは23年7月に巨人に加入し、ゲラは今季から阪神でプレー。共に活躍の舞台を日本に移した。
「WBCは特別な瞬間だった。今こうして彼と共に日本でプレーでき、とても幸せに思っているよ」と話すのは、巨人・バルドナード。時折、白い歯を見せながら当時を懐かしむ様に思い出を語ってくれた。
一方の阪神・ゲラも「本当に嬉しいね。同じ国でプレーしているのは凄い事だと思うし、特に彼とは仲が良かったから。今は日本で違うチームだけど一緒のチームでやるよりも、"対戦する"という方が意味があると思う。だから素晴らしい事だと感じているよ」と話した。
かつてはWBCで同じ目標を持って戦った同志だが、今はライバル。巨人と阪神という伝統球団で躍動する2人のパナマニアンから、目が離せない。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)