いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム8月のテーマは“夏のショウアップナイター実況裏話”
「一番はエアコンですね。後楽園でも実況したことがあるんですけど、近年エアコンがブースに設備されて暑い日でも快適なんですね」。
ニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める82歳の大ベテラン・宮田統樹アナウンサーは、昔と今の夏での実況の違いについてこのように語った。
「でも昔も暑い時は先輩のアナウンサーが後楽園のゴンドラの放送席で、あまりの暑さにズボンを脱いで真っ白なステテコで中継したのを目撃したことがありますね。上はYシャツを着ていて、机の下にステテコ姿で外から見てもわからないから、そんな姿で実況していましたね。昔後楽園球場の時代でしたね」。
東京ドームと後楽園球場では快適さが全然違うという。
「東京ドームは、場内もエアコンが効いていて快適ですよね。ブースの中にもエアコン装置がついているんですよ、とてもブースの中のエアコンを使ったりすると僕なんか寒いわけですね。アナウンサーにとってはあまりいい環境ではないかな」。
「大きな体の方が解説だと、ガンガンに放送席に冷房を入れるんですよ。みんなアナウンサーは上着、ジャケットを持っていましたね。僕なんかは今でも持っていきますね」。
宮田アナは「エアコンで寒さを感じるのが嫌ですね。汗をかきながら実況した方が好きですね。体も熱くなって、時期も暑くなってというか」とのことだ。
また、宮田アナは暑い夏を乗り切るために「ジムに行ってプールに浸かってるんですよ。水中ウォーキングをほんの少しやっていますね。プールで200mくらい泳いでいます。歩くのは500mくらい。水に浸かって、心拍数を高めるように頑張っているんですけどね。今年の夏は水に浸かって気持ちよく。少しでも水に浸かって寒いと感じたらすぐにやめますね」とジムで水泳を行い体を鍛えている。
最後にリスナーに向けて「暑さを忘れられるような爽やかな実況中継をしていきたいなと思っていますね」と意気込み、「健康状態は、今年はどうしようもないんですけど、流石に、痩せてて寒さに弱いんですよ。だから暖かい方がどちらかと言えばいいんですけど、聴いている方はそんな方ばかりじゃないから、暑さを忘れさせるような快適なリズムとテンポで実況できればと思います」と話した。
今年の11月で83歳を迎える大ベテランも、水泳で体を鍛えこの夏を乗り切る。
(ニッポン放送ショウアップナイター)