晴天ながら、冷たく強い西風が吹き続けた巨人の宮崎キャンプ3日目。
午後のフリー打撃後、阿部慎之助監督がファンを前にサンシャインステージに登場。ニッポン放送「とくモリ!歌謡サタデー」のパーソナリティも務める徳光和夫さんとのトークショーに臨んだ。
「去年と一緒で、雨のスタートで。縁起よく感じましたし。その中でもね、すごく多く、沢山のファンの人に見守っていただいてキャンプインできたことは…本当にありがとうございます」とステージ前に詰めかけたファンへ感謝した阿部監督。
「やっぱり優勝できたことって大きいのかなと思いますし、(昨季)最後は(日本シリーズで敗れ)悔しい思いで終わってしまったんですけども、こうやって期待してくれる方が増えるってことが、やっぱりこれはプロ野球だなって思います」と話した。
徳光さんから「ことしは本当にいい補強ができたと思うんでございますが」と水を向けられた阿部監督は、「ひと昔前のジャイアンツに戻れたなっていう感覚は僕は感じています。やっぱりジャイアンツはこうじゃなきゃいけない、っていうね。賛否両論あるんですけども、やっぱり人集めてなんぼだ、っていうのもありますし。そこの原点に戻れたような感じでいます」と答えた。
新戦力については、徳光さんが新外国人トレイ・キャベッジを「胃腸薬が」とかけつつ、「身がすっきりするような、いいスイングしてますね」と訊けば、「僕から見てもパワーは間違いないですし、身体能力もすごく高くて。ぱっと見ですけど、スタイルがいいですよね。すごいストイックに朝からトレーニングもやっていますし、期待はしちゃいそうですよね」と阿部監督は高評価。一塁か外野か、ポジションについては「オープン戦だったり試しながら、いろいろこれから考えてみようかと」と答えるに留めた。
捕手の新戦力、甲斐拓也については、「彼はやっぱり日本を代表するキャッチャーですから。いちばんはチームに与える安心感っていうのはね、すごく絶大なんじゃないか」と影響力に期待をかけた。
「まさか、マー君と甲斐のバッテリーが巨人のユニフォームで見られるとは」と徳光さん。200勝まであと3勝と迫る田中将大の加入について、阿部監督は、「2013年に日本シリーズで負けてしまったんですけどね。あそこから、こう…まさかね、一緒のユニフォームでやるっていうね。初日の練習でユニフォーム姿を見たんですけど、なんか不思議な感じ、しましたね」と率直な気持ちを述べた。
開幕投手の話に及ぶと「ことしはね、ちょっとまだ決めるのはやめようと思っていて。去年はね、戸郷でいきます、って言ったんですけど。いい競争をしてもらいたいんで」とキャンプ、オープン戦を通じて見極める方針を示した指揮官。今季の青写真については、「去年もずっと言ってたんですけど、やっぱり勝負は9月…8月、9月になってくるので。その時にどう戦うかっていうのをシーズンを通しながら、様子見をしながらやってきて、(昨季は)うまくいったので、そこは変えずに」と話した。
徳光さんに「今の段階で優勝の確率、何パーセントですか?」とズバリ訊かれ、「そうですね…いま、90パーセントぐらいじゃないですか」と明快に答え、「新人監督で2年目優勝した人はいないとかっていうジンクスがあるみたいなんで。そういうジンクスっていうのをね、うっぱらって、またやってやろうじゃないのって思ってます」と語気を強めた阿部監督。「このあたりが江戸っ子って感じがいたしますね!」と徳光さんも笑顔を見せ、集まったファンから大きな拍手が起こった。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
午後のフリー打撃後、阿部慎之助監督がファンを前にサンシャインステージに登場。ニッポン放送「とくモリ!歌謡サタデー」のパーソナリティも務める徳光和夫さんとのトークショーに臨んだ。
「去年と一緒で、雨のスタートで。縁起よく感じましたし。その中でもね、すごく多く、沢山のファンの人に見守っていただいてキャンプインできたことは…本当にありがとうございます」とステージ前に詰めかけたファンへ感謝した阿部監督。
「やっぱり優勝できたことって大きいのかなと思いますし、(昨季)最後は(日本シリーズで敗れ)悔しい思いで終わってしまったんですけども、こうやって期待してくれる方が増えるってことが、やっぱりこれはプロ野球だなって思います」と話した。
徳光さんから「ことしは本当にいい補強ができたと思うんでございますが」と水を向けられた阿部監督は、「ひと昔前のジャイアンツに戻れたなっていう感覚は僕は感じています。やっぱりジャイアンツはこうじゃなきゃいけない、っていうね。賛否両論あるんですけども、やっぱり人集めてなんぼだ、っていうのもありますし。そこの原点に戻れたような感じでいます」と答えた。
新戦力については、徳光さんが新外国人トレイ・キャベッジを「胃腸薬が」とかけつつ、「身がすっきりするような、いいスイングしてますね」と訊けば、「僕から見てもパワーは間違いないですし、身体能力もすごく高くて。ぱっと見ですけど、スタイルがいいですよね。すごいストイックに朝からトレーニングもやっていますし、期待はしちゃいそうですよね」と阿部監督は高評価。一塁か外野か、ポジションについては「オープン戦だったり試しながら、いろいろこれから考えてみようかと」と答えるに留めた。
捕手の新戦力、甲斐拓也については、「彼はやっぱり日本を代表するキャッチャーですから。いちばんはチームに与える安心感っていうのはね、すごく絶大なんじゃないか」と影響力に期待をかけた。
「まさか、マー君と甲斐のバッテリーが巨人のユニフォームで見られるとは」と徳光さん。200勝まであと3勝と迫る田中将大の加入について、阿部監督は、「2013年に日本シリーズで負けてしまったんですけどね。あそこから、こう…まさかね、一緒のユニフォームでやるっていうね。初日の練習でユニフォーム姿を見たんですけど、なんか不思議な感じ、しましたね」と率直な気持ちを述べた。
開幕投手の話に及ぶと「ことしはね、ちょっとまだ決めるのはやめようと思っていて。去年はね、戸郷でいきます、って言ったんですけど。いい競争をしてもらいたいんで」とキャンプ、オープン戦を通じて見極める方針を示した指揮官。今季の青写真については、「去年もずっと言ってたんですけど、やっぱり勝負は9月…8月、9月になってくるので。その時にどう戦うかっていうのをシーズンを通しながら、様子見をしながらやってきて、(昨季は)うまくいったので、そこは変えずに」と話した。
徳光さんに「今の段階で優勝の確率、何パーセントですか?」とズバリ訊かれ、「そうですね…いま、90パーセントぐらいじゃないですか」と明快に答え、「新人監督で2年目優勝した人はいないとかっていうジンクスがあるみたいなんで。そういうジンクスっていうのをね、うっぱらって、またやってやろうじゃないのって思ってます」と語気を強めた阿部監督。「このあたりが江戸っ子って感じがいたしますね!」と徳光さんも笑顔を見せ、集まったファンから大きな拍手が起こった。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)