いつでもみんなのプロ野球！実況アナルーム2・3月のテーマは“今年注目のチーム”

　「佐々木朗希投手が抜けて、そこに石川柊太投手が入って、チームの中心ピッチャーが抜けた後、2年連続Aクラスに入っているチームが、どんな戦いをするのかというところで個人的に注目するポイントです」。

　ニッポン放送・大泉健斗アナウンサーは、今季の注目チームにロッテを挙げた。その中で、注目している選手は、大泉アナと同学年の藤岡裕大だ。

　「個人的にルーキー時代の2018年から取材しているんですけど、今年中村奨吾選手がセカンドにコンバートされるということで、ポジションが被る。藤岡選手本人はあと何年できるかというところがあるみたいで、その中で近年は怪我が多くなっているので怪我をしないこと。今年は長打力、盗塁数も増やしたいという話をしていて、練習はとにかく短い時間で集中してやっていく。怪我なくシーズンを完走したいと話していました。同い年というところもあるんですけどロッテにどう勝ちに導いていくか、引っ張っていくか注目したいです」。

　そして、投手陣で注目するのがソフトバンクからFAで加入した石川柊太。

　「ソフトバンク時代からずっと取材しているんですけど、ZOZOマリンは相性が良いと言われていますが、石川投手も入団会見でとにかくイニングをたくさん投げたい、吉井監督も25試合以上投げて欲しいと言っていたので、石川柊太投手がどう佐々木朗希投手の穴を埋めるか、それ以上の活躍をしてくれるのか、ずっと取材している身からすると楽しみだなと思います」。

　今季取材する中で、シーズン通してロッテのどう言った部分に注目してみていきたいか訊くと、「サード争いですね」とキッパリ。「中村奨吾選手がセカンドに行ったことによって、サードが決まっていない状況。大下くんもよく取材をするので、藤岡選手とも一緒に練習しているというところでは、サードを固定されてくるとより良いチームになるんじゃないかと思います」と話した。

　昨年は巨人のリーグ優勝、クライマックスシリーズでDeNAの日本シリーズ進出決定試合、日本シリーズでもDeNAの日本一の瞬間を実況するなど、“もってるアナウンサー”だ。そのもってるアナウンサーは「藤岡選手、大下選手、小島投手もそうなんですけど、取材するたびに優勝したいということをずっと言っています。勝率1位でのリーグ優勝は51年間ないと思うので、取材で交流のある選手たちがいるロッテの半世紀ぶりに優勝するところを実況してみたいですね」と語った。大泉アナが、ロッテの51年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝の瞬間を実況できるのかーー。今季ロッテがリーグ優勝を達成できるのかーー。非常に注目だ。

（ニッポン放送ショウアップナイター）