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セ・リーグ
天谷氏「選手としてのレベルを1つも2つも上げられた」広島・田村の成長を感じさせる第2打席の四球

○ 広島 12 - 3 巨人 ●
<1回戦・マツダ>
11日にニッポン放送で放送された広島-巨人戦(RCCラジオの制作)で解説を務めた天谷宗一郎氏が、広島・田村俊介について言及した。
『1番・ファースト』でスタメン出場した田村は、3-1の2回二死一塁の第2打席、先発・戸郷翔征に対し粘りに粘って9球目のフォークを見送り価値ある四球。天谷氏は「矢野選手のような粘り方、そういうような入り方を田村選手がしてきていますよね」と話し、「なんとか四球とかではなくて、イメージ通りにファウルが打てたり待ち球を考えながら対応できたと思うんですよね、選手としてのレベルを1つも2つも上げたのかなと」と目を細めた。
田村は4-2の4回無死満塁の第3打席は、戸郷が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートをセンター前に適時打。天谷氏は「ナイスバッティングですよ。バッター目線で言うと、今打ったボールの前がインサイドのめちゃめちゃ厳しいところなんですよね。田村選手がうまく対応しましたね」と絶賛した。
10-3の5回の第4打席にこの日2つ目の四球を選ぶと、12-3の第5打席は、左の中川皓太からショートへの内野安打でマルチ安打を達成。天谷氏は「逆方向に入っていくイメージもできていましたし、力のあるリリーバーから打つことで自信はどんどん増えていくと思うんですよね。私も最初の方は不安だったんですよね、どれぐらい曲がるのかな、どれぐらいストレートが強いのかなとなってくるんですけど、結果を積み重ねるようによって対等に臨めるようになってくるんですよね」と自身の経験を踏まえて語っていた。
(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)