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セ・リーグ

解説陣がみた巨人・甲斐拓也のバッティング

巨人・甲斐拓也 (C)Kyodo News

 巨人の甲斐拓也は守備だけでなく、バットでもここまでリーグ3位の打率.333と存在感を示す。

 ニッポン放送ショウアップナイター解説陣は甲斐の打撃をどう見ているのだろうかーー。3月28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人-ヤクルト』で解説を務めた江本孟紀氏は「甲斐の打ち方は追い込まれるまでは振りますけど、追い込まれると単打、シャープにしてくる。賢い、キャッチャーのバッティングですよ。オープン戦のバッティングで見ても早いカウントでは振りますよね」と評価した。

 5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャルいつでもみんなのプロ野球』に出演した真中満氏は「打席ではのびのび打っている感じがしますよね。阿部監督も制限させずに、フリーで打たせている感じがした。そこに甲斐選手が元々パンチ力のある選手なので、のびのびバッティングしているなという印象を受けましたね。元々バッティングはいいですよね。ソフトバンクにいると目立たないだけで、パンチ力もあって2桁くらい本塁打打てる選手。バッティングも期待したいと思いますね」と話した。

 9日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人』で解説を務めた大矢明彦氏は「バッティングは積極的に打っていくのがすごく効果的なんですよね。開幕してまだ間もないので体調はいいと思うので、キャッチャーの場合は疲れが来た時なんですよね」と分析。

 18日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人』で解説を務めた若松勉氏は、「得点圏にいる時は追い込まれて、右方向を狙ったり、パ・リーグではあまりしなかったことをセ・リーグでやっているわけでね。(セの野球に)あっている。読みもあるでしょうし、あっていると思いますね」と評価した。

 今オフソフトバンクから巨人にFA移籍した甲斐は、ソフトバンク時代3年連続で2桁本塁打を放った実績はあるものの、規定打席到達したシーズンでの最高打率は19年の.260だった。開幕してから数週間とはいえ、新天地で3割を超えるアベレージをここまでマークしているのは立派だ。シーズンを終えた時にどんな成績を残すか注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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