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日ハム・伊藤大海、一発浴びた鷹・山川に直球で三振!西村氏「ピッチャー出身なのでこういうところが好き」

日本ハム・伊藤大海 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 1 - 2 日本ハム ○
<3回戦・みずほPayPayドーム>

 KBCラジオの制作でニッポン放送ショウアップナイターでも放送された29日のソフトバンク-日本ハムで解説を務めた西村龍次氏が、日本ハム・伊藤大海について言及した。

 伊藤は0-0の2回に山川穂高に投じた初球のストレートをレフトスタンドに放り込まれた。それでも、0-1の4回一死走者なしの第2打席は、初球のスプリットでファウルを奪うと、2球目の153キロのストレートファウルで追い込み、最後はストレートで3球三振に仕留めた。

 西村氏は「初球こそフォークかスプリットですけど、その後、真っ直ぐ、まっすぐ。こういうところが好きなんですよ。まっすぐあれだけ完璧に捉えられてホームランを打たれているのに、真っ直ぐで仕留めたいんですよ」と投手心理を口にした。

 また、西村氏は「バッターに対して気持ちで負けていない。打たれている時でも前のめりですよね、私はピッチャー出身なのでそういうところは大好きです。本当の性格は知らないけど、マウンドではピッチャー向き」と評価。

 伊藤は山川とこの日3度目の対戦となった1-1の7回無死走者なしでは、3ボール2ストライクからスプリットで空振り三振。西村氏は「2打席目にストレートに三振をとったのが良かったんですよ。あれを無理に打たれたから真っ直ぐを避けながら、変化球で三振をとっていると、(この打席は)やられていると思うんですよ」と話していた。

(提供=KBCホークスナイター)

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