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堀内恒夫氏、7回の満塁のピンチを凌いだ巨人・山﨑伊織を絶賛「成長ですよ」。ただ7回での交代には「これだといつになっても完投ができません」

巨人・山﨑伊織 (C) Kyodo News

 19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神』でゲスト解説を務めた堀内恒夫氏が、巨人・山﨑伊織について言及した。

 山﨑が0-0の7回二死満塁のピンチで、代打・糸原健斗に対し3ボール0ストライクとボールが先行するも、3ボール2ストライクから7球目の144キロフォークで見逃し三振に仕留めた。

 堀内氏は「今年はあんまり落ちないんだよ。落ちないフォークが良いんだよ。前は落ちすぎてボールになっていた。3ボール2ストライクからストライクゾーンに放れるのはすごいね。成長ですよ」と手放しで褒めた。

 「死球が多かったのに今年は1個、コントロールに自信が出てきた。球のキレも良いし、球の種類もある。ちゃんと投げられれば、このくらい勝てますよ」と絶賛した。

 ただ、7回・102球無失点で山﨑が交代になると、堀内氏は「阿部監督は山﨑がいっぱいだと思っているんですよ。余裕のない代え方だとベンチは思っているわけですよね。これだといつになっても完投ができません。言っときますけど、完投は投手の勲章なんですよ。勲章を取り上げるのはどうもおかしい。できると思うんですよ」とベンチに喝を入れていた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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