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山崎隆造氏、巨人・泉口を評価。レフト線の二塁打に「いい角度でバットをいれたから切れなかった」、粘っての安打には「レギュラーの座を掴んだというのがわかりますよね」と解説

巨人・泉口友汰(C)Kyodo News

● 広島 1 - 5 巨人 ○
<15回戦・マツダ>

 26日にニッポン放送で放送された広島-巨人(RCCラジオの制作)で解説を務めた山崎隆造氏が、巨人・泉口友汰について言及した。

 泉口は0-1の5回一死走者なしの第2打席、広島先発・森下暢仁が1ボール2ストライクから投じた5球目のカットボールをレフトライン際に二塁打。山崎氏はこの安打に「きれなかったというところですよね。そうなると非常に外の浮いたボールに対して、バットを理想通りというか、いい角度でバットを入れたから切れなかったんじゃないかなと思いますね。あれを一生懸命振りすぎるとバットのヘッドが出ずにスライスラインでファウルになりやすいんですけどね」と解説した。

 泉口は1-1の7回一死走者なしの第3打席、森下に対し3ボール2ストライクから粘りに粘って11球目のストレートをセンター前に運んだ。山崎氏は「粘っていく中でタイミングがあってくる典型だったと思うんですけど、今シーズンレギュラーの座を掴んだというのがわかりますよね。経験で結果を出し始めて本来の姿というか、自分がどういうタイプでどういうバッティングをしなければいけないというのが明確になっているんじゃないですかね」と話した。

 泉口は今季開幕二軍スタートも、門脇誠の打撃不振で巡ってきたチャンスを掴むと、自身初のオールスターにも出場。ショートのレギュラーポジションを掴み取りそうな勢いだ。山崎氏は「ある意味チャンスをものにして、オールスターを勝ち取った。本当に今年彼の苦労が身になっていると言いますかね、非常に存在感というところをアピールしていますよね」とここまでの働きを評価した。

(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)

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