セ・リーグ

阪神、初回一死三塁で内野前進守備を敷かず 谷繁氏「それだけ余裕があるんです」

阪神・藤川球児 (C)Kyodo News

● ヤクルト 1 - 5 阪神 ○
<15回戦・神宮>

 2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-阪神』で解説を務めた谷繁元信氏が、阪神の初回の守備について言及した。

 谷繁氏は、0-0の初回一死三塁の阪神の内野守備に注目。「一死三塁で初回とはいえ、前に来るケースが多いんですけどね。多少ヒットコースが広がるというのはありますけど、それだけ余裕があるんです。試合を進めていく中で、あまり窮屈にしないということだと思うんですね。それだけ貯金があるので、できますよね」と自身の見解を述べた。

 内野を前進させていなかったことが奏功し、内山壮真をショートライナーに打ち取った。谷繁氏は「これがハマるんですよ。良い方に働きますよね。1点もやりたくないチームは前に来ているはずなんですよね。二塁打になって、2点、3点取られて、もっと苦しくなるという。面白いですね、こういうのは」と話した。

 初回を無失点で終えた阪神は、2回に小幡竜平、高寺望夢の一発が飛び出し先制した。谷繁氏は「初回のポジショニングから2点に繋がっているんでしょうね」と分析していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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