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ヤクルト・岩田、粘りに粘って四球!天谷氏「良い粘り」、「価値のある四球」

ヤクルト・岩田幸宏(C)Kyodo News

 16日にニッポン放送で放送された広島-ヤクルト戦(RCCラジオの制作)で解説を務めた天谷宗一郎氏が、ヤクルト・岩田幸宏の第1打席の四球について言及した。

 岩田は0-1の2回二死一、二塁の第1打席、広島先発・森下暢仁に対し2球で追い込まれるも、ここからボールを見極め、ファウルで粘る。天谷氏は「岩田選手が良い粘りを見せていますよね。(森下が)球種、コースを変えているんですけど、無理やり逆方向とかではなくてインサイドに突っ込んだボールを対応しながら強い打球を一塁側にファウルを打っているんですよね」と評価。

 岩田は3ボール2ストライクから12球目のカットボールを見送り、四球を選んだ。この四球に天谷氏は「もちろん8番の岩田選手でタイムリーを打って同点、逆転のケースを作るのがベストですけど、最低限というんですかね、四球で次に繋ぐ。ピッチャーになりますけど、得点できなかったとしても、1番から始まる。ゲームの流れを考えると価値のある四球だったんじゃないかなと思いますね」と評価した。

 すると、直後の3回表に村上宗隆の犠飛で同点に追いつき、山田哲人の適時打で一時勝ち越しに成功した。

(提供:Veryカープ!RCCカープナイター)

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