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巨人・田中将大、5回1失点で日米通算199勝目!山本昌氏「まだまだ工夫すれば勝てる」

巨人・田中将大、久保康生コーチ(C)Kyodo News

● ヤクルト 1 - 7 巨人 ○
<19回戦・神宮>

 21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人』で解説を務めた山本昌氏が、日米通算199勝を達成した巨人・田中将大について言及した。

 2回までに6点の援護をもらった田中は、初回以外は毎回のように走者を背負う投球も、4回に浴びたオスナの一発のみ。5回・81球、3被安打、4奪三振、1失点に抑え、6回に打席が回ってきたところで交代となった。

 山本氏は「もう1、2イニング行って欲しかったですね。ベンチの親心なんでしょうけど、先発ピッチャーがこれだけしっかりしたピッチングをしたら長いイニング投げたいと思っているはずなんでね」と自身の見解を述べた。

 また、この日の田中の投球について山本氏は「立ち上がりのストレートのばらつき、投げ終わった後の不安定感はすごく感じましたので、あっこれはと思ったんですけど、初回から1点取ってもらった、次の回に5点取ってもらった。ベテランピッチャーはゼロを並んでいけば、試合中に修正して、どんどん調子を上げていく。それをしっかりやれたなと。今日僕が見た中の神宮球場のスピード表示は147キロなんですけど、まだまだ工夫すれば勝てる」と振り返った。

 田中はこれで日米通算200勝に王手となった。山本昌氏は「通過点にしてほしい」とエールを送った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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