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カープファンのニッポン放送・森田耕次アナ「一昨年のCSファーストステージは熱い試合だった」初めてマツダスタジアムで取材した2023年秋

ニッポン放送・森田耕次アナウンサー

◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルームのテーマは“今まで一番熱かった試合”

 「カープファンの私としては一昨年のクライマックスシリーズのファーストステージ、熱い試合だったなと思っています。2戦とも非常に劇的な勝ち方をして、ファイナル進出を決めたこの2日間は非常に熱いマツダスタジアムだったなというのを覚えていますね。熱い試合というと、このクライマックスの2試合ですね」。

 ニッポン放送・森田耕次アナウンサーが、今まで一番熱かった試合について興奮気味に話したのは、広島主催で行われた2023年の『セ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ 広島-DeNA』だ。

 「クライマックスシリーズに出たのが3連覇した2018年以来5年ぶりということもあって、マツダスタジアムに取材に行こうということで、取材に行きました」。

 広島での試合だったこともあり、ニッポン放送制作の中継ではなかったが、森田アナの足は自然と広島に向かった。

 「1戦、2戦ともに劇的な勝利を間近で観て、本当に熱い2日間だったなと思いますね。歩くと汗ばむような陽気で久しぶりのクライマックスでしたから、マツダスタジアムも超満員でカープうどんも大行列でした」。

 DeNAとのCSファーストステージ第1戦は、1-2の8回一死二塁で代走・羽月隆太郎が三塁盗塁を決めると、菊池涼介のスクイズで同点に追いつく。2-2の11回二死一、三塁の場面で秋山翔吾がセンターの頭を越える適時打でサヨナラ勝ち。

 「マツダスタジアムが真っ赤に染まって、サヨナラ勝ちの時の大歓声は忘れられないですね。秋山がその試合はスタメンではなくて途中から出場して、最後はサヨナラで決めたんですよね。試合後の取材をすると、スタメンじゃなくても秋山という選手は準備をしてベテランらしい選手なんだなとその時に感じましたね。その前の年に途中加入してクライマックスでもそういう活躍してくれて、若手にも刺激になる選手が入ってくれたなというのが1戦目の印象ですね」。

 第2戦は2-2の8回に代打・田中広輔の適時打で勝ち越し、秋山の犠飛で2点を奪う。4-2となった9回は栗林良吏が締め、連勝でファイナルステージ進出を決めた。

 森田アナが22年にショウアップナイターのスタジオ担当になってから、広島が初めてのCS出場。取材現場で試合前、試合後に選手・首脳陣を取材するのと、ファンとして球場でカープを応援するのとでは喜びが違うのではないだろうかーー。

 「全然違いましたね、取材に行くと試合前に藤井ヘッド、試合後も選手の話を聞けたり、新井監督の試合後の取材もできて、興奮したようなところで取材できたというのは自分にとっても貴重な経験だったなと思いますね」。

 優勝争い、CS争いが熾烈になる9月の戦いに向け、広島に限らず、ショウアップナイターの中継でどんなレポートをしていきたいのだろうかーー。

 「ショウアップナイターでは連日、熱い試合をセ・リーグの戦いをお伝えしていますので、選手それぞれのコメント、試合後の監督のコメントはおそらく熱を帯びてきて、一言一言にも力が入ってくるので、ちゃんと聞き逃さずに聴いてくれているリスナーにも伝えたいですし、熱さが伝わるようなレポートをしたいと思っております」。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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