セ・リーグ

阪神・中野、先制点に繋がる価値ある犠打 金村義明氏「攻撃にリズムが生まれる」

阪神・中野拓夢 (C)Kyodo News

 MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『2025JERAクライマックスシリーズセ 阪神-DeNA』で解説を務めた金村義明氏は、阪神・中野拓夢の送りバントについて言及した。

 0-0の6回、阪神は先頭の近本光司が内野安打で出塁する。続く中野は、東克樹が投じた初球のスライダーをきっちりサードに転がし、一塁走者・近本を二塁に進める。

 金村氏は「うまいですね。こういうファウルとかしながらじゃなく、1球で送ると攻撃にリズムが生まれるんですよね。ファウル、ファウルでなんとか送っただと点にならないんですけど、野球ってうまいことなっているんですよね」と解説。

 3番・森下翔太の打席で二塁走者・近本が三盗を決め、森下がセンター前に適時打を放ち先制した。近本の三盗も大きかったが、その前の中野の送りバントが攻撃にリズムを与えたのは間違いない。

(提供=MBSベースボールパーク)

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