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西武・十亀、ソフトB相手に初白星も神妙な面持ち「また頑張っていきます」

● ソフトバンク 3 - 7 西武 ○
<5回戦・ヤフオクドーム>

 西武は29日、昨季の勝ち頭・十亀剣がヤフオクドームでのソフトバンク戦に先発。7回1失点の粘投で今季初白星を手にし、チームも7-3で勝利。6カードぶりにカード頭をモノにした。

 今季も先発ローテの一角として活躍が期待されていた十亀は、ここまで5試合に登板しながら防御率は8.38。投球回数は5試合で19回1/3と試合を作れず、リリーフに回っている牧田和久の22回1/3を下回る不甲斐ないピッチングを続けていた。

 この日も初回に2死から柳田悠岐の投ゴロを弾くと、慌てて一塁に送ったボールが走者と重なり暴投となる。さらに、続く内川聖一の右前打を坂田遼が後逸して失点。ミス絡みで先制を許す立ち上がりとなった。

 しかし、直後の2回表にメヒアの8号ソロで西武が追いつくと、その裏に二死一、二塁というピンチを背負いながら、今宮健太の鋭い当たりが三塁手・渡辺直人の正面を突く幸運にも助けられ持ち直した。

 すると、4回表に中田賢一の連続四死球で無死1、2塁とし、坂田の右前適時打で逆転。その後も、一死満塁から金子侑司の走者一掃適時三塁打と、秋山翔吾の犠飛で加点した西武が6-1とリードを広げた。

 余裕の生まれた十亀は、テンポの良い投球で3回から7回までを打者12人で切り抜けるピッチングを披露。8回に武隈祥太が2点を失ったものの、牧田和久-増田達至の継投で逃げ切った。

 7回1失点で勝利投手となり、試合後のヒーローインタビューに登場した十亀だったが、「いやー、本当に、何をやってたんだ。というピッチングが続いていたので、本当に1つ勝てて良かったです」と神妙な面持ちでコメントした。

 最後まで表情を大きく崩すことはなかった十亀は、「今回に限っては明日、高橋光成という若いのが投げますから、良い形でつなげたかと思います」と、30日に今季初先発となる後輩を良い形で送り出せることに安堵。その後、ファンに向けて「ご迷惑をかけましたが、これからまた頑張っていきますので、よろしくお願いします」と、今後の名誉挽回を誓った。
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