一つの組織が継続していく上において、世代交代は不可欠である。それは、身体が資本のスポーツの世界では、なおさらだ。
2016年の開幕前、巨人は三塁手のポジションで明確に世代交代を図った。言わずもがな、村田修一から岡本一真へ、である。
三塁手と言えば、花形ポジションであるが、そもそもこのポジションを花形にしたのが、現在の巨人軍終身名誉監督である長嶋茂雄。ジャイアンツの三塁は、日本球界でもっとも花形であると言えるかもしれない。
村田は11年オフに横浜から巨人へ移籍。今年で5年目のシーズンを迎えた。1年目は144試合の出場のうち139試合、2年目は全144試合、3年目は143試合のうち141試合で、三塁手として出場した。ところが移籍4年目の昨季、打撃の不調などもあり、出場試合数は103試合と減少。一塁手での出場の兼用も目立った。
岡本はというと、高卒1年目の昨季一軍で17試合に出場し、1本塁打を放つなど大器の片鱗を見せた。そして今季は、キャンプ、オープン戦から、岡本優位のポジション争いが展開。オープン戦では、村田が指名打者、岡本が三塁手としての出場が大半を占めた。
しかし、残り3試合で明暗が分かれた。3月19日に3三振、翌20日も1三振を喫した岡本が、二軍での調整を命じられる。オープン戦最終戦となった3月21日の試合では、三塁に村田が守った。
開幕スタメンの座を掴んだ村田は、昨季までの不振が嘘のように打っている。4月29日時点で村田は三塁の定位置を確保し、打率は3割をマーク。一方の岡本も、二軍で打率.290、4本塁打。26打点はイースタンリーグ打点王だ。
レギュラーの村田は打撃好調を維持しているが、岡本も負けじと二軍で結果を残す。仮に村田にアクシデントが発生したときに、岡本は昇格する準備は整っているといえそうだ。
2016年の開幕前、巨人は三塁手のポジションで明確に世代交代を図った。言わずもがな、村田修一から岡本一真へ、である。
三塁手と言えば、花形ポジションであるが、そもそもこのポジションを花形にしたのが、現在の巨人軍終身名誉監督である長嶋茂雄。ジャイアンツの三塁は、日本球界でもっとも花形であると言えるかもしれない。
村田は11年オフに横浜から巨人へ移籍。今年で5年目のシーズンを迎えた。1年目は144試合の出場のうち139試合、2年目は全144試合、3年目は143試合のうち141試合で、三塁手として出場した。ところが移籍4年目の昨季、打撃の不調などもあり、出場試合数は103試合と減少。一塁手での出場の兼用も目立った。
岡本はというと、高卒1年目の昨季一軍で17試合に出場し、1本塁打を放つなど大器の片鱗を見せた。そして今季は、キャンプ、オープン戦から、岡本優位のポジション争いが展開。オープン戦では、村田が指名打者、岡本が三塁手としての出場が大半を占めた。
しかし、残り3試合で明暗が分かれた。3月19日に3三振、翌20日も1三振を喫した岡本が、二軍での調整を命じられる。オープン戦最終戦となった3月21日の試合では、三塁に村田が守った。
開幕スタメンの座を掴んだ村田は、昨季までの不振が嘘のように打っている。4月29日時点で村田は三塁の定位置を確保し、打率は3割をマーク。一方の岡本も、二軍で打率.290、4本塁打。26打点はイースタンリーグ打点王だ。
レギュラーの村田は打撃好調を維持しているが、岡本も負けじと二軍で結果を残す。仮に村田にアクシデントが発生したときに、岡本は昇格する準備は整っているといえそうだ。