● 西武 4 － 8 日本ハム ○
＜6回戦・西武プリンス＞

　西武が逆転負けを喫し単独最下位に転落。攻守にミスが目立ち、6回途中7失点（自責点3）の高橋光は今季初黒星を喫した。

　西武は初回に2点を先制するも、3－1の3回は捕手・炭谷のパスボール絡みで失点。6回は一死一塁から三塁手・中村の失策でピンチを広げると、満塁から高橋光が押し出し死球を与え同点に追いつかれた。さらに9番西川の打席で暴投を犯すと、三塁走者に続き二塁走者も本塁へ。こちらは一旦アウトと判定されたが、高橋光が本塁上で走者をブロックしたとして、コリジョン（衝突）ルール適用により二塁走者の生還も認められた。

　気落ちした19歳右腕は、西川にもスクイズを決められ3－6。さらに1番陽、2番中島に連続四球を与え、自滅する形でマウンドを降りた。

　西武は8回にも、4番手の南川のボークで8失点目。打線はその裏、4点差に迫りなおも一死一、二塁としたが、8番金子の痛烈な打球は遊直。この打球で二塁走者の浅村が帰塁できず、一瞬にして反撃ムードは潰えた。

　日本ハムも2失策を記録したが、西武は数字に残らないミスも多くホームで自滅。これで借金は今季最多の5に膨らみ、単独最下位に転落した。