ベテラン相川と今季初バッテリー
巨人の菅野が24日、リーグ再開初戦となったDeNA戦(横浜)に先発登板し、自己ワーストの9失点(自責点9)で3回途中でマウンドを降りた。
菅野はこの試合前まで、両リーグトップの防御率0.88をマーク。チームを5割復帰へ導く好投が期待されたが、初回、3番梶谷に先制適時打を許した。
2回は下位打線に3連打を許したあと、1番桑原に2点適時打を浴び0-3。さらに、一死満塁から併殺崩れの間に4失点目を喫し、ガックリと肩を落とした。
続く3回も3連打のあと、8番戸柱に左前適時打を許し5失点目。そして一死満塁から、またしても桑原に初球の直球を狙い打たれ、打球は左翼席中段に飛び込む満塁弾となった。
ここで高橋監督がベンチを出て、2番手・矢貫へスイッチ。菅野は2回1/3を投げ、1被弾を含む11被安打で計9失点。失点数は2014年7月25日の中日戦での8失点を上回り、自己ワースト記録となった。
巨人は正捕手・小林の左肩骨折が判明し登録抹消。菅野は約1年ぶりにベテラン相川とコンビを組んだが、初回からDeNA打線に捕まり、まさかの大炎上となった。