ニュース 2016.12.12. 10:00

複数年連続で「30セーブ」を継続中なのは?

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ソフトバンクの絶対的守護神のサファテ

今季のセーブ王はサファテと沢村


 今季の最多セーブを振り返ると、パ・リーグはリーグ新記録の43セーブをマークしたサファテ(ソフトバンク)、セ・リーグは37セーブを挙げた沢村拓一(巨人)になる。また今季30セーブ以上を記録した抑えに目を向けると、12球団中6球団の抑えがクリアした。

 ただ、複数年連続となると難しい。現在複数年連続で30セーブ以上を記録する投手は、サファテの3年が最長だ。ちなみに、3年連続で30セーブ以上記録した投手は、これまでに岩瀬仁紀、高津臣吾、小林雅英、武田久、永川勝浩、サファテの6人しかいない。高津、小林雅、武田久、永川の4人は4年連続30セーブをクリアすることができなかった。サファテは来季以降も、30セーブ以上あげる活躍が期待される。

 複数年連続30セーブを記録している選手は以下の通り。

サファテ(ソフトバンク)
14年:37セーブ
15年:41セーブ ☆
16年:43セーブ ☆

沢村拓一(巨人)
15年:36セーブ
16年:37セーブ ☆

山崎康晃(DeNA)
15年:37セーブ
16年:33セーブ

松井裕樹(楽天)
15年:33セーブ
16年:30セーブ

日本記録は岩瀬


 プロ野球記録は、NPB歴代最多となる通算402セーブをマークする岩瀬の9年連続だ。

 抑えに転向した04年こそ22セーブにとどまったが、05年にプロ野球のシーズン新記録となる46セーブをあげると、この年から3年連続40セーブを記録。その後、自身の不振により、浅尾拓也や山井大介に抑えの座を奪われそうな時期もあったが、13年まで毎年30セーブ以上をマークした。

岩瀬仁紀(中日)
05年:46セーブ ☆
06年:40セーブ ☆
07年:43セーブ
08年:36セーブ
09年:41セーブ ☆
10年:42セーブ ☆
11年:37セーブ
12年:33セーブ ☆
13年:36セーブ

☆はタイトル獲得
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