

「成長期」「思春期」の選手にどう向き合うか? 7人の名将が明かす「チーム作り」「技術指導」の秘訣
最前線で活躍する指導のスペシャリストたちが伝えたい「指導の極意」!
走攻守、すべての指導法を網羅! 中学野球に携わる選手、指導者をサポート!
走攻守、すべての指導法を網羅! 中学野球に携わる選手、指導者をサポート!
部活動ガイドラインの導入によって、以前に比べて活動時間が短くなっている中学野球部。長時間練習、反復練習、トップダウンの厳しさを重視した指導法では、子どもたちの技術と心を育てられなくなっています。令和の時代に求められる指導法とはどんなものか。部活指導に悩む指導者をサポートします。
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【内容紹介】
【巻頭インタビュー】
今永昇太投手(横浜DeNA)
「日常生活すべてが、野球につながる」
今永昇太投手(横浜DeNA)
「日常生活すべてが、野球につながる」
石川・星稜中 田中辰治 先生
人間性も野球も日本一を目指す/恩師の金言「時を待つ心」/守備は監督、打撃は選手の責任/打撃はロングティーから作っていく/試合前は逆方向の意識を徹底
東京・江戸川区立上一色中 西尾弘幸 先生
「最高の終わり方」を目指す/「自分との約束」を守る/トレーナーと連携して動ける体を作る/打撃はフルスイングが大基本/高めのスイングから覚えていく
栃木・宇都宮市立陽西中 丸岡秀樹 先生
勝ち続けるには「集団作り」が肝/返事は安心感を生み出す/船を操縦するのは指導者ではなく生徒/「その都度ベスト!」のマインドを持つ/見返りを求めずに愛情を注ぎ続ける
山梨・山梨市立山梨南中 平井成二 先生
ふさわしい取り組みをすれば、ふさわしい結果につながる/考えるためには「知識=言葉」が必要/捕手の構えは蹲踞から作る/ブロッキングは「胸」ではなく「ヘソ」で止める/配球は①稼ぐ②見せる③仕留めるの3種類に分類
兵庫・神戸市立兵庫中 石川勇介 先生
野球を学び、野球に学ぶ/「0」から「1」は生まれない/打撃指導の三大要素は①タイミング、②軌道、③インパクト/タイミングの基本はじゃんけんにあり/「引き回転」ではなく「寄せ回転」で体を使う
山口・下松市立末武中 松前優 先生
部活動を通して「目標達成能力」を磨く/自分との勝負に勝ち続け、勝負強さを磨く/『野球部通知表』で現状の到達度を伝える/走塁練習では勝負の対象を明確にする/「悔しさ」か「達成感」で一日を終える
宮城・松島町立松島中 猿橋善宏 先生
組織を「ピラミッド型」から「フラット型」に変えていく/選手に「自分はもっとうまくなれる」という期待を持たせる/成長のためには自ら「苦」を拾うことが必要/試合では「ゲームが求めていること」を探し続ける/複数投手を育てるには「エース」「一番手」の呼び方は禁句
大利実 (著)
カンゼン
1980円
【著者紹介】大利実(おおとし・みのる)
1977年生まれ、横浜市港南区出身。港南台高(現・横浜栄高)-成蹊大。スポーツライターの事務所を経て、2003年に独立。中学軟式野球や高校野球を中心に取材・執筆活動を行っている。『野球太郎』『中学野球太郎』(ナックルボールスタジアム)などで執筆。著書に『高校野球 神奈川を戦う監督たち』『高校野球 神奈川を戦う監督たち2 神奈川の覇権を奪え! 』(日刊スポーツ出版社)、『101年目の高校野球「いまどき世代」の力を引き出す監督たち』 (インプレス)、『高校野球継投論』(竹書房)、『高校野球界の監督がここまで明かす! 野球技術の極意』『高校野球界の監督がここまで明かす! 投球技術の極意』(小社刊)などがある。2月1日から『育成年代に関わるすべての人へ ~中学野球の未来を創造するオンラインサロン~』を開設し、動画配信やZOOM交流会などを企画している。