ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める野村弘樹氏が1日、同日に行われた西武戦(メットライフドーム)に先発した広島・岡田明丈の投球について語った。
チームトップの5勝を挙げる岡田は、西武打線を3回までノーヒットに抑える完璧なピッチング。2回一死走者なしから栗山巧を154キロのストレートで見逃し三振に打ち取った場面、野村氏は「これだけのボールをアウトコースに決められれば、それは打てませんよね。せいぜいファールにするのが精一杯ですね」と絶賛した。
安定した投球を披露していた岡田だが、2点リードの4回に突如乱れる。先頭の秋山翔吾、源田壮亮に連続四球、浅村栄斗に死球を与え、無死満塁のピンチを招く。中村剛也をダブルプレーに仕留めるも、その間に三塁走者が生還を許し1点を返される。なお二死三塁とピンチは続き、前の打席三振に打ち取った栗山にセンター前に弾き返されるタイムリーで同点に追いつかれた。
野村氏は4回の投球について「岡田の場合は、コントロールに不安がある。先頭に四球はあると思うんですよ。(四球が)あってもそこで止めておきたかった。2人目も四球、3人目は死球だった。そうなると、ピッチャーは変な力が入り、不安になる。非常にもったいなかった」と振り返った。
岡田は同点の5回も、二死二塁から源田、浅村に連続タイムリーで2点を失い逆転を許した。この失点に野村氏は「4回にああいう失点をしていなければ、打順の巡り合わせから考えて、点を取られていないと思うんですよね」と指摘。4回の失点が5回の失点に繋がったと見解を示した。
6回以降、再び立ち直った岡田は、敗れはしたが最後まで投げ抜き、8回を6安打、5奪三振、5四死球、4失点という投球内容だった。
野村氏は完投した岡田について「チームとしてはブルペンを休ますことができて完投できたのは大きいのでしょうが、あそこで勝ち切れないといけない。勝ちきれたようなピッチングをしていたと思う。それだけに悔しいし、もったいないと思っています」と厳しかった。
この敗戦を受けて、岡田が次回どのような投球をみせるか期待したいところだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
チームトップの5勝を挙げる岡田は、西武打線を3回までノーヒットに抑える完璧なピッチング。2回一死走者なしから栗山巧を154キロのストレートで見逃し三振に打ち取った場面、野村氏は「これだけのボールをアウトコースに決められれば、それは打てませんよね。せいぜいファールにするのが精一杯ですね」と絶賛した。
安定した投球を披露していた岡田だが、2点リードの4回に突如乱れる。先頭の秋山翔吾、源田壮亮に連続四球、浅村栄斗に死球を与え、無死満塁のピンチを招く。中村剛也をダブルプレーに仕留めるも、その間に三塁走者が生還を許し1点を返される。なお二死三塁とピンチは続き、前の打席三振に打ち取った栗山にセンター前に弾き返されるタイムリーで同点に追いつかれた。
野村氏は4回の投球について「岡田の場合は、コントロールに不安がある。先頭に四球はあると思うんですよ。(四球が)あってもそこで止めておきたかった。2人目も四球、3人目は死球だった。そうなると、ピッチャーは変な力が入り、不安になる。非常にもったいなかった」と振り返った。
岡田は同点の5回も、二死二塁から源田、浅村に連続タイムリーで2点を失い逆転を許した。この失点に野村氏は「4回にああいう失点をしていなければ、打順の巡り合わせから考えて、点を取られていないと思うんですよね」と指摘。4回の失点が5回の失点に繋がったと見解を示した。
6回以降、再び立ち直った岡田は、敗れはしたが最後まで投げ抜き、8回を6安打、5奪三振、5四死球、4失点という投球内容だった。
野村氏は完投した岡田について「チームとしてはブルペンを休ますことができて完投できたのは大きいのでしょうが、あそこで勝ち切れないといけない。勝ちきれたようなピッチングをしていたと思う。それだけに悔しいし、もったいないと思っています」と厳しかった。
この敗戦を受けて、岡田が次回どのような投球をみせるか期待したいところだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)