「やっと本来の力を戻してきた」
尾花高夫投手コーチ(巨人)は、西村健太朗をこのように評価する。西村といえば、12年に抑えに転向し、翌13年に42セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。絶対的な守護神に君臨していたが、近年は右肘の故障などで、思うような成績を残せていない。
今季は開幕を二軍で迎え、初昇格したのは6月2日だった。昇格後は9試合に登板して、0勝0敗1ホールド、0.96(27日終了時点)と抜群の安定感を誇る。28日のヤクルト戦では、2点を追う7回から登板し、2イニングを無失点に抑えた。これで西村は6月11日の日本ハム戦から続く、連続無失点試合を6に伸ばした。
同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた前田幸長氏は西村について「負けている展開でイニングを跨ぐというのは、この先もあると思うんですよね。もともと馬力もありますし、投げるスタミナは問題がないピッチャー」と評価する。
この日はビハインドの7回から2イニング投げた西村だが、前田氏によると「高橋監督とゲーム前に話したんですけど、7回はどんな場面でも西村というピッチャーが頑張ってもらわなければ困る。勝ちパターンが一番なんでしょうけど、1、2点負けてていても7回に行ってもらうと話していましたね」と明かした。
また前田氏は、西村の性格について「ジャイアンツ時代、一緒にプレーした選手なんですけど、その時にセットアップマン、クローザーと、成長していく姿を見てきた。彼は意気に感じるタイプ。本当に厳しい場面で投げると力を発揮するタイプと見ています」と分析する。
本来の力を取り戻してきた西村が、“勝利の方程式”に定着することができれば、イニング跨ぎの多いマシソンの負担を減らすことができ、チームにとっても大きいだろう。山口鉄也、沢村拓一といった勝ちパターンを担うべき投手が故障で不在の中、ここ数年、右肘の故障などで満足のいく成績を残すことができなかった西村の復活は大きい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
尾花高夫投手コーチ(巨人)は、西村健太朗をこのように評価する。西村といえば、12年に抑えに転向し、翌13年に42セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。絶対的な守護神に君臨していたが、近年は右肘の故障などで、思うような成績を残せていない。
今季は開幕を二軍で迎え、初昇格したのは6月2日だった。昇格後は9試合に登板して、0勝0敗1ホールド、0.96(27日終了時点)と抜群の安定感を誇る。28日のヤクルト戦では、2点を追う7回から登板し、2イニングを無失点に抑えた。これで西村は6月11日の日本ハム戦から続く、連続無失点試合を6に伸ばした。
同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた前田幸長氏は西村について「負けている展開でイニングを跨ぐというのは、この先もあると思うんですよね。もともと馬力もありますし、投げるスタミナは問題がないピッチャー」と評価する。
この日はビハインドの7回から2イニング投げた西村だが、前田氏によると「高橋監督とゲーム前に話したんですけど、7回はどんな場面でも西村というピッチャーが頑張ってもらわなければ困る。勝ちパターンが一番なんでしょうけど、1、2点負けてていても7回に行ってもらうと話していましたね」と明かした。
また前田氏は、西村の性格について「ジャイアンツ時代、一緒にプレーした選手なんですけど、その時にセットアップマン、クローザーと、成長していく姿を見てきた。彼は意気に感じるタイプ。本当に厳しい場面で投げると力を発揮するタイプと見ています」と分析する。
本来の力を取り戻してきた西村が、“勝利の方程式”に定着することができれば、イニング跨ぎの多いマシソンの負担を減らすことができ、チームにとっても大きいだろう。山口鉄也、沢村拓一といった勝ちパターンを担うべき投手が故障で不在の中、ここ数年、右肘の故障などで満足のいく成績を残すことができなかった西村の復活は大きい。
(ニッポン放送ショウアップナイター)