昨季は一軍で110試合に出場
中日から戦力外通告を受け、自由契約となっていた亀澤恭平内野手が、沖縄初のプロ野球チーム「琉球ブルーオーシャンズ」に入団することが決定。琉球が21日に発表した。
亀澤は作陽高から環太平洋大、四国IL・香川を経て、2011年の育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。しかし、プロ3年間で支配下登録ならず、規定により自由契約となる。
それでも、2014年シーズン終了後にテストから中日への入団を勝ち取ると、俊足・好守の選手として活躍。2018年には一軍で110試合に出場を果たしたが、今季は出場数が47試合まで減少。シーズン終了後には戦力外通告を受けた。
「Coming Soon.....」から一夜
現役続行を目指した男は、11月12日に行われた「12球団合同トライアウト」を受験。5打席で2安打含む4出塁、1盗塁と猛アピールを見せ、その後の去就に注目が集まっていた。
そんな中、20日には自身のTwitterアカウントで「次なる新しいステージに。。楽しいことしか待っていない気がする..Coming Soon.....」と、近日中の去就発表を予告するかのような意味深な“つぶやき”も。一夜明けた21日に公式発表が出ると、球団の公式Twitterには、ファンからの「おめでとう!」「がんばれ!」といった温かいコメントが並んだ。
新天地となる「琉球ブルーオーシャンズ」は、2019年7月に発足した沖縄初のプロ野球チーム。GMに元楽天監督の田尾安志氏、監督に元ロッテの清水直行氏を迎え、2020年1月から本格始動の予定。今後は独立リーグには所属せず、NPBや台湾球団のファームチームと対戦しながら、NPB参入を目指していく。