「彼らを見るのが楽しみだった」
昨季までヤクルトでプレーしたデービッド・ブキャナン投手(30)が30日、所属先の韓国・サムスンの春季キャンプに参加するため“再来日”した。
韓国メディア「STNスポーツ」によると、ブキャナンを含むサムスン・ライオンズ一行は、30日にキャンプ地である沖縄へ向けて韓国を出国。新助っ人として期待を寄せられている右腕が出国前の空港で取材に応じ、日本プロ野球界で対峙した選手たちについて言及したようだ。
同メディアによると「日本で最も印象に残った選手は?」との問いに、昨季リーグMVPに輝いた巨人・坂本勇人と、広島の主砲・鈴木誠也の名前を挙げ、「打席でもフィールドでも素晴らしいプレーを見せていたし、彼らを見るのが楽しみだった」とコメント。
また、投手では巨人・菅野智之とDeNA・今永昇太の名前を挙げて、「投球内容も投球フォームも、良い状態をキープする姿が印象深かった」と、いずれも同一リーグでしのぎを削ってきた選手たちを紹介。対戦相手のプレーぶりが強く印象に残っていたようだ。
ブキャナンが所属するサムスンは2月1日から沖縄・恩納村で春季キャンプを行い、12日には古巣・ヤクルトとの練習試合も予定。約5週間に渡って日本でトレーニングを行い、3月6日に帰国する予定だ。