古巣の“コーチ修行”へ
日本ハムは12日、前ヤクルトの大引啓次氏(35)を「特別研修コーチ」として、業務提携を結ぶテキサス・レンジャーズに派遣することを発表。16日に渡米し、アリゾナ州サプライズでのレンジャーズのスプリング・トレーニングに参加する。
日本ハムは2018年1月にMLBテキサス・レンジャーズと業務提携契約を締結し、同年から指導者の派遣を開始。昨季は引退直後の矢野謙次氏が日本ハムの「特命コーチ」という肩書で海を渡り、本場の理論を学んでいた。
大引氏は浪速高から法政大を経て、2006年の大学・社会人ドラフト3巡目でオリックスに入団。2013年にトレードで日本ハムに加入し、翌2014年シーズンには主将を任されるなど、チームの精神的支柱としても貢献していた。
2014年オフにFAでヤクルトへ移籍し、日本ハムに所属していたのはわずか2シーズンだったが、この度、古巣のパイプを通してアメリカでコーチ修行を積むことになった。