● 広島 1 － 12 巨人 ○
＜5回戦・マツダ＞

　巨人の戸郷翔征投手が、広島打線を6回、2安打、無失点に抑え、今季3勝目を挙げた。

　6月30日のDeNA戦以来の登板となった戸郷は、5回二死まで広島打線を無安打に抑えるピッチング。5－0とリードした5回に二死走者なしから田中広輔に三塁打を打たれたが、続く代打・長野久義を投ゴロに打ち取った。

　10－0となった6回は先頭のピレラにレフト前に運ばれたが、菊池涼介を三併。西川龍馬に四球を与えたが、鈴木誠也を投ゴロに打ち取った。戸郷は7回に打席が回ってきたところで、代打を送られてお役御免となった。

　15日にニッポン放送で放送された広島－巨人戦（RCCラジオの制作）で解説を務めた山崎隆造氏は、戸郷の投球を振り返り、「素晴らしかったの一言。あれだけ素晴らしいストレートを投げるピッチャーですから、ストレート中心の配球を予想しましたが、意外と変化球が多い。自分の持ち球すべてでカウントがとれた。すべての球種が勝負球になったという内容だった気がします」と絶賛した。

（提供：Veryカープ！RCCカープナイター）