2020.07.18 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
好投続けるも勝ち星に恵まれず
オリックスの左腕・田嶋大樹投手が18日のソフトバンク戦に先発登板し、8回を投げて126球、2失点と力投したが勝ち星を手にすることはできなかった。開幕からの5試合で防御率2.27と安定したピッチングを披露しているものの、ここまで1勝1敗と勝ち星に恵まれていない。
2回に20球を要したが、4回2/3までソフトバンク打線をノーヒットに抑える見事なピッチング。そんな中で迎えた6回、柳田に天井直撃の特大9号ソロを打たれ先制を許すと、7回にもピンチを招き、松田に適時打を打たれて追加点を奪われた。その裏に“女房役”若月の1号ソロで1点差に迫ったが、最後はモイネロと森唯斗に抑え込まれた。
田嶋は7回までに104球を投じていたが、8回もマウンドに上がってスコアボードに「0」を刻んだ。有言実行のピッチングを見せたが、相手の先発・石川柊太も好投し、打線は沈黙。西村徳文監督も「信頼しているし、内容も良かった。あそこまでよく頑張ってくれた」と8回を投げ切った左腕への賛辞を惜しまなかった。
試合後、「感覚は悪くなかった。長く投げられたのは良かった」と手ごたえを口にした田嶋だったが、「こういうゲームでも勝ちに繋がるピッチングをしたい」とチームを勝ちに導けなかったことに悔しさを滲ませ、「疲れは全然ない。来週に向けて切り替えていきます」と最後は前を向いた。
▼ 田嶋の今季登板成績
7月18日 負:ソ(8回 2失点)
7月11日 -:日(5回 1失点)
7月 4日 勝:西(7回 3失点)
6月27日 -:ロ(6.2回 1失点)
6月20日 -:楽(5回 1失点)
文=どら増田