2020.09.19 14:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 1 | 終了 | 3 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
PayPayドーム |
オリックスの山﨑福也投手が19日の西武戦に先発し、7回1失点と好投。今季3勝目を挙げ、チームを2カード連続の勝ち越しに導いた。
9月5日の楽天戦以来、約2週間ぶりに一軍のマウンドに上がった山崎福は初回、源田壮亮にレフト前に運ばれて走者を許したが、後続を仕留めると、その裏に安達了一の適時打で先取点の援護を受ける。
リードを得た山﨑福は、2回、3回を三者凡退で終えると、4回に三塁打を許して一死三塁のピンチを背負うも、4番・山川穂高、5番・栗山巧を内野ゴロに打ち取って無失点を継続。6回に源田の犠飛で試合を振り出しに戻され、3点を勝ち越してもらった直後の7回にはヒットと四球で無死一二塁としてしまったが、西武の走塁ミスもあり無失点で切り抜けた。
7回をわずか76球、4安打、3奪三振、1失点でまとめ山﨑福は降板後、「今日は全体的によかったですし、序盤は特にストレートがよかった」と振り返り、「7回のピンチの場面は(伏見)寅威さんがランナーを刺してくれたおかげで、なんとか粘り切ることができました」と、好送球でピンチの芽を摘んだ“女房役”に感謝した。
先発として起用されている今季に関しては「嬉しい」としつつも、「勝ち星やイニング数も全然稼げてないので、残りのシーズンと来年に向けて、自分自身レベルアップ出来るように」と今後を見据えた。完投ペースでの降板には「久々で反応が出てきたので、きょうは大丈夫です」と報道陣を笑わせる余裕もあり、次回登板ではさらに良いピッチングが見られるかもしれない。
中嶋聡監督代行は山﨑福について、「疲れているというのはピッチングコーチから聞いてました。(登録を)外して、きょうしっかりと結果に繋げてくれたのは良かった。もともとテンポは良かったけれど、テンポと技系に走るんじゃなく、きょうは真っ直ぐも戻ってる感じがしたし、プラスで緩急があれば戻ってくると思ってました」とコメント。「内容が伴わなくなってきたのは疲れかなと思うので、疲れが取れた時にまたローテーションを掴んでいくんじゃないかなと思います」と今後に期待を寄せた。
また、ファーム時代から目をかけていた左腕について「ここがポイントかなというのをお互いに分かるようになってきて、そこに関しては自分でも気づけるようになった。悪かったら良くなりそうなキッカケがわかってなかったけど、その辺は自分自身でも理解し出したのかなという気がします」と変化を語り、目を細めていた。
取材・文=どら増田
9月5日の楽天戦以来、約2週間ぶりに一軍のマウンドに上がった山崎福は初回、源田壮亮にレフト前に運ばれて走者を許したが、後続を仕留めると、その裏に安達了一の適時打で先取点の援護を受ける。
リードを得た山﨑福は、2回、3回を三者凡退で終えると、4回に三塁打を許して一死三塁のピンチを背負うも、4番・山川穂高、5番・栗山巧を内野ゴロに打ち取って無失点を継続。6回に源田の犠飛で試合を振り出しに戻され、3点を勝ち越してもらった直後の7回にはヒットと四球で無死一二塁としてしまったが、西武の走塁ミスもあり無失点で切り抜けた。
7回をわずか76球、4安打、3奪三振、1失点でまとめ山﨑福は降板後、「今日は全体的によかったですし、序盤は特にストレートがよかった」と振り返り、「7回のピンチの場面は(伏見)寅威さんがランナーを刺してくれたおかげで、なんとか粘り切ることができました」と、好送球でピンチの芽を摘んだ“女房役”に感謝した。
先発として起用されている今季に関しては「嬉しい」としつつも、「勝ち星やイニング数も全然稼げてないので、残りのシーズンと来年に向けて、自分自身レベルアップ出来るように」と今後を見据えた。完投ペースでの降板には「久々で反応が出てきたので、きょうは大丈夫です」と報道陣を笑わせる余裕もあり、次回登板ではさらに良いピッチングが見られるかもしれない。
中嶋聡監督代行は山﨑福について、「疲れているというのはピッチングコーチから聞いてました。(登録を)外して、きょうしっかりと結果に繋げてくれたのは良かった。もともとテンポは良かったけれど、テンポと技系に走るんじゃなく、きょうは真っ直ぐも戻ってる感じがしたし、プラスで緩急があれば戻ってくると思ってました」とコメント。「内容が伴わなくなってきたのは疲れかなと思うので、疲れが取れた時にまたローテーションを掴んでいくんじゃないかなと思います」と今後に期待を寄せた。
また、ファーム時代から目をかけていた左腕について「ここがポイントかなというのをお互いに分かるようになってきて、そこに関しては自分でも気づけるようになった。悪かったら良くなりそうなキッカケがわかってなかったけど、その辺は自分自身でも理解し出したのかなという気がします」と変化を語り、目を細めていた。
取材・文=どら増田