8月末に故障… 以降は公式戦出場なし
広島は12日、石原慶幸選手(41)が今季限りで現役を引退すると発表した。
石原は県立岐阜商高から東北福祉大を経て2001年のドラフト4位で入団。2年目の2003年に116試合に出場すると、翌2004年には自身初めて規定打席に到達。2010年と2013年に前田健太、2016年に野村祐輔と「最優秀バッテリー賞」に輝くなど、“扇の要”として広島を支えてきた。
今季は開幕一軍メンバーに名を連ね、ここまで2度の登録抹消を経て、3試合、打率.000(4-0)の成績。
8月27日のDeNA戦(横浜)で、遊ゴロを放ち一塁へ走り出すも、一本間の中間地点で顔を歪め、そのままバランスを崩して転倒。翌28日に一軍登録を抹消され、以降は二軍も含め、公式戦での出場がなかった。
なお、球団は11月7日(土)の阪神戦(14時開始)の試合後に、石原の引退セレモニーを開催すると発表している。
石原選手・プロフィール
投 打:右投右打
身長体重:177センチ/90キロ
生年月日:1979年9月7日
経 歴:県立岐阜商-東北福祉大-広島(01年D4位)
[通算成績]
1619試合 安打1022 本塁打66 打点378
打率.236 出塁.299 長打.324 OPS.623