指導経験豊富な両氏、投手整備に期待
ヤクルトは25日、尾花高夫氏(63)が二軍投手チーフコーチ、伊藤智仁氏(50)が一軍投手コーチに就任すると発表した。
尾花氏は現役時代、ヤクルト一筋14年間で112勝135敗、防御率3.82をマーク。引退後はロッテ、ヤクルト、ソフトバンク、巨人で投手コーチを歴任し、2010年からの2シーズンは横浜(現DeNA)で監督を務めた。
伊藤氏は1992年のドラフト1位でヤクルトに入団。故障離脱がありながらも1年目の前半戦に強烈なインパクトを残し、7勝2敗、防御率0.91の成績で新人王に輝いた。引退後はヤクルトで投手コーチを務め、2018年はBCリーグ・富山で監督を経験。2019年から今季までは楽天で一軍投手チーフコーチを務めていた。
ヤクルトは2019年から2年連続セ・リーグ最下位で、チーム防御率は2019年4.78、2020年4.61と2年連続で12球団ワースト。指導経験豊富な両投手コーチの手腕に期待が膨らむ。