試合直前のメンバー変更は「慎重を期すため」
オリックスは5日、所属する安達了一選手(33)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。
安達は5日の起床時に鼻水・のどの痛みといった不調を訴え、体温も37.2℃あったため、横浜市内の病院で診断を受け、PCR検査を実施。ほどなくして「陽性」が判明したため、現在は保健所の指示の下、ホテルにて隔離療養を行っているという。
今後については、「管轄の保健所の指示に従い療養に努め、早期の回復を目指します」と球団発表。安達の行動履歴を元にした保健所の調査によれば、チーム内に濃厚接触者はいないとの判断を受けたが、3日(水)に京セラドーム大阪で行われたロッテ戦でロッカーが隣だった太田椋選手(20)と、その前日の2日(火)に安達とともにパーソナルトレーニングに参加していたT-岡田選手(33)については、慎重を期すために5日の試合の登録メンバーから外し、ホテルでの待機を決定。2人は5日のDeNA戦でもスタメンに名を連ねていたが、試合開始直前に急遽のメンバー変更が発表されていた。
なお、2人を含め、現時点でチーム内に体調不良者は出ていないとのこと。チームは5日の試合終了後、監督・コーチ・選手・チームスタッフ全員に対してPCR検査を実施する予定だという。