2021.03.28 13:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 2 | 終了 | 8 | 阪神タイガース |
神宮 |
直球を痛打され5安打5失点
2連敗中のヤクルトは高卒2年目の右腕・奥川恭伸投手(19)が阪神との開幕3戦目に先発するも、5回5安打3失点で今季初黒星。チームはリーグ唯一の開幕3連敗スタートとなった。
初回、二死一・二塁から5番・サンズに直球を左中間へ弾き返され1点を失うと、3回は二死走者なしから3番・マルテに特大の左翼越えソロを被弾。5回は安打で出塁の木浪聖也を一塁に置いて、2番・糸原健斗に右中間突破の適時打。この日はフォークが効果的に決まり計5三振を奪った一方で、二死から甘く入った直球を痛打され失点する場面が続いた。
奥川について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者・松本匡史氏は「ストレートも速いですし、ボールのキレも良い。あとは強いて言えばコントロールですかね」と、高いポテンシャルを評価しつつ今後の課題を指摘した。
「ところどころ逆球が目立ったので、そういうところをなくしていけば抑えられるんじゃないかなと思いますけどね。フォークはきちっと低めに決まりますから」と若き右腕の伸びしろに言及。次回登板以降のプロ初勝利、その先の飛躍へ期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』