埼玉県63市町村のうち「53」市町村と連携協定
西武は30日、埼玉県幸手市と新たに「連携協力に関する基本協定」を締結したことを発表した。
地域コミュニティ活動「L-FRIENDS(エル フレンズ)」の活動の一環である「連携協力に関する基本協定」とは、お互いが持つ資源を有効に活用し、協働して事業に取り組むことを通じて、地域社会の発展や市民福祉の向上などに寄与することを目的に行うもの。西武では2015年から県内の自治体とこの取り組みを行っており、幸手市は53市町村目のフレンドリーシティとなった。
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県内53市町村目のフレンドリーシティについて、背番号53を背負う愛斗選手は「幸手市が自分の背番号と同じ53番目のフレンドリーシティになると聞いて大変うれしく思いますし、学生時代(花咲徳栄高)を過ごした加須市の近隣の市なので親近感が湧いています。幸手市の皆さまに、一軍で活躍する姿を見せられるようにがんばります。ぜひ、メットライフドームに来て応援してください!」とコメントを発表した。
西武ライオンズの居郷肇社長は「ライオンズのOBが小学校に訪問して交流を深めたり、野球教室などを予定しています」と今後の活動内容を語りつつ、「球団マスコットのレオ・ライナ、公式パフォーマー・ブルーレジェンズが幼稚園・保育園などを訪問して一緒に体を動かしたりするなど、幸手市全体の活性化にご協力できれば」と展望を述べた。
▼ 幸手市・木村純夫市長コメント
株式会社西武ライオンズと「連携協力に関する基本協定」を締結できましたことを大変うれしく思います。
幸手市では、市の目指すべき将来像である「みんなでつくる 幸せを手にするまち 幸手」を実現すべく、スポーツ・レクリエーションの振興をはじめとする各種施策に取り組んでおります。
また、市の重点プロジェクトである「健康・いきいきプロジェクト」では、市民が主体的に行う学習や文化芸術・スポーツ活動を支援しています。
そのような中、株式会社西武ライオンズによる野球教室やスポーツイベント等は、プロスポーツを身近に感じられる大変貴重な機会となります。このような貴重な体験を市民の皆様にぜひ体験していただき、「埼玉西武ライオンズ」を身近に感じてもらうことはもとより、スポーツそのものの素晴らしさを体感していただきたいと思います。
今後は、協定締結により株式会社西武ライオンズと当市が互いに協力関係を保ちつつ、スポーツ振興や青少年の健全育成、地域振興をはじめとする各種事業を通じて、さらなるスポーツの発展やこどもたちの健やかな成長、地域社会の発展、住民福祉の向上につながることを期待しております。
【フレンドリーシティ・一覧】
▼ 2015年
所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市
▼ 2016年
朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川越市、秩父市、蕨市、戸田市
▼ 2017年
東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、川口市、川島町、横瀬町
▼ 2018年
久喜市、桶川市、深谷市、鴻巣市、北本市、さいたま市、八潮市、蓮田市、上尾市、熊谷市、白岡市、三郷市、毛呂山町、加須市
▼ 2019年
羽生市、神川町、伊奈町、本庄市、皆野町、滑川町
▼ 2020年
小鹿野町、宮代町、吉見町、行田市、越谷市、ときがわ町、小川町、越生町
▼ 2021年
東秩父村、長瀞町、幸手市