2021.03.31 18:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 5 | 終了 | 3 | 読売ジャイアンツ |
バンテリンドーム |
サイド転向ピタリ!復活の兆し
中日はバンテリンドームに巨人を迎えたカード2戦目で本拠地初勝利。5回から2イニング無失点の好救援を見せた鈴木博志投手(24)が2018年6月22日のDeNA戦以来、1013日ぶりとなる一軍勝利を手にした。
右上手から繰り出す豪速球を武器にしていた鈴木は、昨秋から肘を下げたサイドスロー気味のフォームに転身。今季3試合目の登板となったこの日は、2点リードの5回を打者3人で退けると、2イニング目の6回は二死二塁のピンチで1番・梶谷隆幸を一ゴロに仕留めて無失点。その後の零封リレーを呼び込んだ。
31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「今までのイメージだと真っ直ぐをエイヤーと投げて打たれてるイメージがすごく強かったんですけど、今日は真っ直ぐもカットボールも丁寧に投げてる。イメージチェンジですよね」と変身ぶりを評価。
電話出演した高木豊氏も「(フォームを)変えて2年目ですかね。力ばかりに頼っていたところがいい具合に抜けてきましたよね。精神的にも大人になってきたかなという印象。これから安定してくるんじゃないですか」と、メンタル面の変化にも言及し、さらなる活躍に期待を寄せた。
鈴木はプロ1年目の2018年に53試合に登板し12ホールド、4セーブ、防御率4.41と奮闘。以降は輝きを失いかけていたところで、サイド転向がハマり活路を見出しつつある。プロ4年目の完全復活なるか、今後も背番号46から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』