2021.04.02 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 2 | 終了 | 6 | 埼玉西武ライオンズ |
PayPayドーム |
チーム打率はリーグ最下位の「.211」
開幕4連勝と最高のスタートを切ったかに見えたソフトバンクだったが、2日に行われた西武戦に2−6で敗れ、3連敗を喫した。
この日は、西武の先発・髙橋光成の前に打線が沈黙。6回に連続四球で走者を溜め、4番・グラシアルの適時二塁打で2点を奪ったが、これが実に16イニングぶりの得点となるなど、直近3試合で4得点、チーム打率は12球団最下位の「.211」に低迷している。
この日の試合を2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で振り返った解説者の池田親興さんは「開幕から3連戦は劇的な試合をしたけれど、今日までの試合を振り返ると、打率が悪くて打線につながりがない」と指摘。「打率で勝敗が決まるものではない」としつつも、「打率が低いということは、調子の悪い選手が結構いるということ。逆に調子の良い選手は誰かというと、今日の試合ではグラシアルくらい。そういう意味では打線をテコ入れしてもいいのかもしれない」との見解を示した。
実際、今季のソフトバンクは開幕からの7試合中6試合は全く同じオーダー。その中で、周東佑京、今宮健太、中村晃、デスパイネ、松田宣浩、甲斐拓也と、6人もの選手が、この日を終えて打率1割台に低迷している。
池田氏は「グラシアルが4番にいてもその前後が打っていなかったり、そこをどう作るかも大事ですし、昨年は結構入れ替えていたので、そこを小久保ヘッドがどうしてくるのか」と、打順の組み替えを含めた今後の動きに期待を寄せた。
▼ 今季メインスタメン
1.周東 佑京:打率.185
2.今宮 健太:打率.160
3.柳田 悠岐:打率.200
4.グラシアル:打率.308
5.中村 晃 :打率.160
6.デスパイネ:打率.182
7.栗原 陵矢:打率.250
8.松田 宣浩:打率.174
9.甲斐 拓也:打率.164
※4月2日終了時点
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』