久々スタメンで育成右腕と3度対戦
巨人の小林誠司選手(31)は8日、ロッテとのファーム公式戦(ジャイアンツ球場)に「2番・捕手」で先発。公式戦では3月20日の二軍戦以来となるスタメン出場だったが、3打数0安打で途中交代となった。
この日は高卒4年目の育成右腕・森遼大朗と3度対戦。初回一死の第1打席は詰まった投ゴロに倒れ、2回二死一塁の第2打席は遊ゴロと2打席連続のゴロアウト。第3打席は二死一・三塁のチャンスで巡ってきたが、カウント2-1から右中間へ弾き返した飛球は中堅手の守備範囲内。直後の6回表から育成ドラフト2位ルーキーの喜多隆介と交代した。
守備面では先発の野上亮磨をリードしたが、3回に捕まり一挙5失点。2番手の横川凱も失点を重ね、5回までに7点ビハインドの苦しい試合運びとなった。ロッテの盗塁企図はなく、強肩発動のシーンもなかった。
8年目を迎えた今季は開幕一軍スタートをきるも、6試合の出場はいずれも守備固めの途中出場。打席に立ったのは犠打を決めた一度だけで、打撃に定評のある岸田行倫と入れ替わる格好で、7日に一軍登録を抹消されていた。