プロ初安打&初盗塁!
日本ハムのドラフト2位ルーキー・五十幡亮汰は9日、本拠地の楽天戦に「1番・中堅」で先発出場。第3打席に遊撃への内野安打を放ち、プロ初安打をマークした。
第2打席まで凡退していたが、1点ビハインドの5回、二死無走者カウント1-1から相手先発・早川隆久の投じた高めの148キロを振り抜くと、打球は三塁手の後方に落ちる遊撃への内野安打となり、プロ通算7打席目で嬉しい初安打。
さらに初めての出塁直後には、次打者の2番・杉谷拳士の打席で2球の牽制を受けながらも初球にスタート。自慢の快足で二塁を陥れプロ初盗塁もマークした。7回には遊ゴロで出塁し再び二盗。続く、杉谷の右前打で、一気にホームへ生還した。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは中央大の後輩でもある五十幡について「直線走らせても速いんですが、コーナリングも上手い。(7回の)ヒットで還ってくる時にサードベースの蹴り方を見たら最短で蹴っていたので、(走塁の)テクニックもあるなと思いました」と称賛。さらに「ヤクルトの並木と競争させたい」と獨協大からドラフト5位でヤクルトに入団した並木秀尊との“韋駄天ルーキー”対決を希望した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』