99球で無四球完封
ヤクルトは先発の小川泰弘が9回3安打無失点の今季初完封で3勝目(1敗)を挙げた。
ヤクルトは初回、3番・山田が左中間突破の適時二塁打を放ち先制。6回は7番・サンタナの左前適時打で2点目を奪い、7回は山田、村上、オスナ、青木の4連打などで一気に3点を加えた。
先発の小川は立ち上がりから安定した投球。7回は一死二塁のピンチを背負ったが、4番・ビシエドを二ゴロ、続く高橋周を三邪飛に退けゼロを刻んだ。8回以降は再び危なげない投球で9回99球、3安打無失点、6奪三振無四球の快投。最後までゼロを並べ続け今季3勝目を完封で飾った。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた真中満さん「やればできるんですよ小川は!」とかつての教え子を激励。「前回登板(2日のDeNA戦)で序盤に味方に援護をもらってそれをひっくり返された。(2回6失点)それで2軍に落ちて本人も非常に悔しい思いをしていたと思うんですよ。今日の登板は(試合に)懸ける思いがいつもより増しているように見えた」と振り返り、「力を抜いて自分の投球ができていた。小川はこれを続けなければいけない」とエールを贈った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』