期待の長身右腕が武者修行へ
西武は25日、身長199センチの育成長身右腕・大窪士夢投手(20)を、事業ビジョンにある「チームの育成/強化」に基づき、ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに派遣することを発表した。派遣期間は6月1日から7月31日までとなる。
西武は今年3月から育成右腕の出井敏博投手を5月末までの期間限定で埼玉武蔵ヒートベアーズに派遣しており、その井出と入れ替わる形で2カ月間の武者修行に臨む。今回の派遣を受けての大窪と渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーのコメントは以下のとおり。
▼ 大窪士夢投手
その中で埼玉武蔵ヒートベアーズへの派遣のお話を聞き、もっと投げる機会があるんじゃないかという楽しみがあります。
渡辺GM、そして今ヒートベアーズで投げている出井さんからも独立リーグのレベルの高さを聞いております。
GMからは「投手としての術を学んで来い」とおっしゃていただきましたので、今までとはまた違った抑え方であったり、球速面も上げて帰ってこれるよう、
努力をしていきたいです。
▼ 渡辺久信GM
大窪についても期待している投手の一人ということで、埼玉武蔵ヒートベアーズへの派遣が決まりました。
出井がヒートベアーズ先発陣の一角として、長い回を投げて成長しているように、多くの実戦経験を積むことこそ、飛躍の一助になるものだと思っています。
大窪にとって大きく環境が変わることになりますが、限られた時間の中で多くのことを習得し、パワーアップしてもらいたいと考えています。